おはこんばんちわ^^
アザリままみです。
本記事は、ポケモンスカーレットバイオレットの面倒な手作業を自動化しようというコラムシリーズの
前記事「ポケモンスカーレットバイオレット自動化06ハードウェア編(前編)」に続く後編になります。
本記事では必要な素子類から、今まで出し惜しみしていた回路図、製作手順について解説します。
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必要な素子類
完成品の写真のとおり次のものが必要になります。
01 ArduinoLeonardo互換ProMicro
前記事でも紹介しているプロマイクロになります。
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02 OLED液晶SSD1306
プロマイクロで使うことのできる小型液晶ディスプレイです。I2Cという規格を持ちている別の正方形に近いような安価な方でも同じプログラムで使えます。
少し見えづらいですが。
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03 モーメンタリスイッチ
モーメンタリ式(押している間だけON)の基板用タクトスイッチなら何でも可です。オルタネートはだめです。
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04 ディップスイッチ
3ポジション以上の基板用ディップスイッチなら何でも可です。
3ポジションのは高価だったりするので、4ポジションのを用いて内3ポジションだけ使うようにしましょう。
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05 ロータリディップスイッチ
なかなか手に入らないかもしれませんが、できればロータリ式基板用ディップスイッチが使いやすいです。秋月電子オンラインにて購入しました。
4ポジションのディップスイッチでも代用可です。
06 ユニバーサル基板
何でもいいです。ある程度大きさがあると工作が楽です。
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07 素子用ピンソケット、ピンヘッダ
プロマイクロは12ピン×2ですが12ピンのものはあまりないので、6ピンを4つ使うと良いです。
また、OLED液晶は4ピンですが、それもあまりないので、わたしは6ピンを2ピン余らせて使っています。
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08 基板用スペーサ(四隅のやつ)
なくても大丈夫ですがあるとショートなど防げます。
※スペーサの取り付け時、基板の穴を広げる必要がある場合が多いのですが慎重にやらないと割ります。電子工作の前にスペーサを取り付けるのが望ましいと思います。
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09 配線
細いので大丈夫です。様々な色のセットがあると工作する際に間違えず便利です。
とりあえず必要な素子類は以上になります。
回路図
公開するつもりもなかったので荒い手書きになります。
この回路図のマイコンの数字は、ProMicroの表面のピンの位置にプリントされている番号です。
デジタル入力のチャンネルを分けているだけですので、互換チップの場合などでチャンネルを変えてもよいのですが、配線を間違えぬよう注意がいりますね。
ディップスイッチから指定する数値を渡すのですが、二進数を用いて1,2,4,8,16のオンオフで足し算をしているため回路図のようになっています。
製作手順
本来はブレッドボードを用いて各素子のみArduinoにつなぎテストしながら試作していくのが望ましいのですが、それは番外編で扱います。
ユニバーサル基板は、まずスペーサ取り付けの穴を四ツ目錐等を用いて広げます。
それから素子の取り付けになります。
プロマイクロとOLED液晶は素子に付属もしくは別途購入のピンをはんだ付けし、基板にはピンソケットをはんだ付けし、抜き差しできるようにします。いざというときに素子のみ交換できるようにするためです。
それからスイッチやボタン等を基板にはんだ付けし配線していきます。
配線はショートさせぬよう気を付けます。
プロマイクロのUSBコネクタは大変もろく、もげやすいため注意して扱います。
細かいところは各自で頑張ってみてください。
おわりに
本記事ではポケモンスカーレットバイオレット自動化のためのハードウェアMamiconの製作について簡単に解説しました。
人のプログラムや回路図はわかりにくいですよね。
このとおり作るのは難しいかもしれません。
少しでも参考になれば幸いです。
次の投稿から、色違い孵化厳選の自動化について解説したいと思います。
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