おはようございます、ハロチャオー^^
Azariままみです
前投稿「ポケモンスカーレットバイオレット自動化08機能を選択実行するスイッチの実装」に続く、
ポケモンスカーレットバイオレットの面倒な手作業を自動化するコラムシリーズの第9弾です。
今まで、なんの説明もなくポケモン自動化装置にOLEDディスプレイを入れておりましたので軽く解説します。
OLEDディスプレイとは
「OLED(Organic Light Emitting Diode)とは、発光ダイオードの一種で、発光材料に有機化合物を用いるもの。有機ELと呼ばれる現象を応用した発光素子の一種」だそうです。
わたしもこの冬に有機EL版switchを新調しました。
ソードシールドからもう1万5000時間も動きっぱなしですからね。
有機とそうでない液晶の違いはよくわかりませんが、同じ仲間なんですね。
わたしが使っているOLEDディスプレイは、小さい長方形のI2CシリアルOLED液晶ディスプレイモジュールSD1306という素子です。
もう少し安価な正方形に近い素子も使うことがあります。
同じピンピッチにピン配列に、信号も同じなので、スケッチそのまま素子を取り換えるだけでも動きます。
わたしの装置はピンヘッダを設けているので差し替えるだけですね。
でも見やすさは長方形の方が良いです。
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ポケモン自動化での使い道
普段はテレビに映さずにドックにはめて、マイコンに働いてもらっています。
旧型はHDMI連動でスリープしてしまいますから。
わたしのポケモン自動化装置は大量に産ませたり、逃がしたり、複数の機能を用いて、かつその数を指定して実行していますから、
今なんの作業をしていてどれくらい進んでいるか、わかるようになれば便利でした。
そこで液晶ディスプレイを取り入れました。
はじめはLCDを用いていましたが、大きさや基板への実装の容易さ、明るさ、耐久の都合で途中からOLEDディスプレイを使うように変え、今のスタイルになりました。
スケッチ
Wire.h
Adafruit_GFX.h
Adafruit_SSD1306.h
この三つのライブラリを導入し、スケッチ冒頭でインクルードしてください。
次にディスプレイ変数の宣言をします。
Adafruit_SSD1306 display(-1);
void setupでディスプレイの初期化をしてください
そしてvoid setupでディスプレイの初期化をしてください。
display.begin(SSD1306_SWITCHCAPVCC, 0x3C);
改行付きの表示は、
display.println(”Hello World!!”);
改行なしで続ける場合は
display.print(”Hello World!!”);
になり、変数も渡せます。
int i = 256;
display.println(i);
別の投稿に載せているサンプルのスケッチを参考にディスプレイ表示をコントロールしてください。
本投稿ではアナログリードを用いて温度を表示するサンプルスケッチをアップしておきます。
LCDの場合
LEDに対して安価に手に入るLCD1602を用いていたこともあります。
同じI2C通信で使えて安価ですが、大きく重く、基板から外れやすいため、あまりお勧めしませんが、
ArduinoスターターキットなんかにはOLEDではなくこちらの、1602LCDモジュールが入っているなど、
扱いやすく、広く出回っているものになります。
I2C通信用のシリアルインターフェースモジュールを接続して表示させるのが楽ちんです。
リキッドクリスタルライブラリを導入し、インクルードしてお使いください。
バックライトが死にがちで、個体差もあるので強度設定にご注意ください。
サンプルスケッチをアップしておきますね^^
おわりに
本記事ではわたしの装置に使っている液晶モジュールとその導入について解説しました。
無くてもポケモン自動化はできますが、あると便利だし、電子工作感も大変高まり、
見た目もかっこいいものになります。
来客があるとすぐ目につき、話題に上るほどです。
ぜひ使ってみてください。
次の投稿から、色違い孵化厳選自動化に移っていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いします。
ポケモン自動化の一連の投稿は、タグやカテゴリか、
各記事へのリンクを貼っている、
をご参照ください。
次は「ポケモンスカーレットバイオレット自動化10デリバードレイド自動」に続きます。
.isoファイル
アップロードの都合上txtファイルになっていますので、.inoファイルに直してご使用ください。